マンボウに囲まれてハイ、ポーズ!マンボウのシャッターチャンス
マンボウダイブのガイドライン


マンボウダイブに参加する方へ

世界でも稀なマンボウが集結するアムック湾でのダイビングに関するダイビングの手順、注意事項を以下紹介します。参加者は必ず熟読の上、参加してください。




器材準備編:自分の器材を使用しましょう。


フィン:マンボウポイントは不測の急な流れや、マンボウにアプローチする際に相応のキック力を必要とします。快適なフィンワークの為に日頃、使い慣れたご自身のフィンをご使用ください。


ウエットスーツ
マンボウは水温23度以下の冷水域に現れます。水温の差(サーモクライン)も感じやすく、体の負担も大きいので、自分のサイズに合った厚手のウエットスーツをご使用ください(5ミリ推奨)。また、レンタルスーツもありますが、特に5ミリスーツは自分の体形に合っていませんと、着るだけでかなりの時間、労力がかかる場合があり、大きなストレスになる方をお見受けします。ご自身の体形に合ったご自身のスーツ着用を強くお勧めします。フード、フードベストなどもあると便利です。また、グローブは一般的なダイビングでは環境保護のために、使わないことを推奨していますが、マンボウダイブでは岩をホールドするケースも多く、着用してください。


ダイブコンピュータ
当店のマンボウダイブは20メートル以浅で見ることを目標にしておりますが、それでも深海魚であるマンボウにアプローチする際に、水深が深くなることもありますので、ダイブコンピュータは必須です。(レンタルもありますが数に限りがありますので、事前にかならずご予約願います)。


カレントフック:マンボウのクリーニングステーションでマンボウを待つダイブになります。その際、アップカレントが発生しやすいですので、体を固定するためにカレントフックは必須です。また、緊急フロート、笛(ダイブアラート)なども準備しておいてください。レンタルの場合は1日USD2です。

カレントフックを使用中は、体(フィン先)を水底に着底せず、中性浮力状態で、水底に着底しないようお願いいたします。その場合、少しBCDにエアを入れておくと、体が浮き中世浮力がとりやすいですが、カレントフックをはずしますと、体が浮いてしまいますので、カレントフックを外す前に、余分な空気を抜くのを忘れないようにしてください(特にマンボウがいた場合など、あわててカレントフックを外して急浮上しないようにしてください)。


15Lタンク当店が使用するのは12Lのアルミタンクになります。日本で通常使用する10Lタンクより約2割空気量が多いです。それでも、エア消費が多い方は15Lのタンクも用意ができます(1タンクUSD5プラスとなりますが)。マンボウ遭遇率を上げるには、少しでも水中待機時間を長くすることも重要です(もちろん、減圧不要潜水時間内でダイビングすることは前提です)。

エア消費量が心配な方は15Lタンクを事前にご予約ください。

水深が深くなりやすいマンボウダイブでは酸素濃度を上げたナイトロック(32%)の利用の場合の方が、減圧不要限界が長くなるため、減圧症になる危険性は軽減されます(30メートル以浅限定)。

ナイトロックス(認定書保持者限定)希望の方も対応します(1タンクUSD5プラスとなります。ただし、12Lタンクのみになります)。



スキル準備編:

潜降方法:ダイビング時の潜降の際は、ロープを使用しないフリー潜降がメインです。流れが急な場合はヘッドファーストによる潜降の場合もあります。どちらも、ロープなどを利用したフィートファーストによる潜降より耳抜きがしにくくなりますので、十分に体調を整え、耳抜けがしやすい体調でダイビングに臨んでください。

また、フリー潜降の経験がない方は、穏やかな海況のダイビングポイントで経験を積んでから参加してください。

基本的には、水面からいっせいに潜降することが多いですが、流れによっては、水底集合となる場合もあります。



ダイビング水中編:

1 ガイドより先に進まない、ガイドの左右上下で泳がない。マンボウポイントは流れが狭い範囲で変わりやすいです。よって、水中ではかならず、ガイドの後方で追泳してください。ガイドより前方を泳ぐ、さらに左右、上下で泳がれますと、マンボウ捜索に影響が出るばかりか、急な流れに翻弄される場合もあります。また、ガイドとの距離も通常より短めにしてください。


2 ダイブコンピュータの安全停止はしない場合もあります。もちろん、状況が許せば、水深5メートル前後で3-5分間の安全停止は行いますが、タンク内の空気量が十分でない、その場で浮上しないと、危険な状況になるなどの場合は、ガイドは安全停止カウント中であっても浮上のサインを出す場合があります。その場合は、安全上、かならずガイドの指示にしたがってください。


3 タンク内の空気量の確認は自分自身でも頻繁にしてください。200気圧の空気がタンクに詰められています。通常、メンバーのどなかたが空気量の半分の100気圧になった時点で、エキジットポイントへ戻るためのアクションをとります。そして、どなたかが最低でも50気圧近くになった時点で安全停止を終え、浮上のためのアクションをとります。

ガイドはみなさんの空気量を確認しますが、みなさんの方でも、100気圧、50気圧になった場合はかならず、ガイドに報告してください。(報告の仕方はブリーフィングで説明します)


4 水中でひとりになってしまった場合の方法をかならず順守してください。稀にガイドやバディとはぐれてひとりになってしまう可能性もゼロではありません。その場合も緊急方法はかならずブリーフィングで確認してください。

たとえば、一番人気のあるマンボウポイントのミンパン岩礁では、水面に浮上してもボートが視界に入らない場合があります。その場合は、岩礁より離れて沖合に泳ぎますと、視界が広くなり、ボートを発見しやすくなります。

ボートにピックアップしてもらう場合は、岩場から離れた場所で待機してください(最低でも岩場から20メートル以上)。そうしませんと、エキジット中に、ボートが岩場に乗り上げてしまう場合があります。


ミンパン岩礁のマンボウのクリーニングポイントのひとつである、ミンパン岩礁裏側では、稀に強いアップカレントとサージが入りまじった状態になっている場合があります。その場合、特別にガイドが待機の指示をしないにも関わらず、ガイドが先に進んで視界から見えなくなってしまった場合は、岩をホールドしてガイドが戻って来るのを待つのではなく、流れに身を任せて、ガイドが進んだ方向に行き、ガイドを探してください。

もし、流された先にガイドを見つけることが出来ない場合、基本的に流れはアップカレントですので、ダイバーは水面に向かいます。水面に到着した場合は、岩場から離れて、ボートを待ってください。水面に浮上中は少しでも浮上速度を遅らせるように、BCDの空気を抜き、フィンキックを使って、浮上速度を減速するなどの措置をとってください。ダイブコンピュータが減圧不要内である場合は、安全減圧停止は無理にしなくて結構です。

なお、ガイドはマンボウ捜索のため、ダイバーより深い水深で捜索する場合があります。その場合、ガイドはナイトロックスを利用する場合があります。


マンボウ観察編:

普段、100メートル以深に生息するマンボウが、乾季の大潮周辺に浅瀬に浮上する理由は様々な説がありますが、はっきりしているのは、マンボウにとっては、水深の浅い海域に浮上するという行動は、マンボウにとって生きるための命がけの行動であるということです。

その命がけの行動を私たちが観察する事態が、本当であれば、マンボウにとっては迷惑であり、はたまたマンボウが命を失う危険性が増すというリスクある状態となります。

マンボウのあのなんともいえないユーモラスな表情を見ていると、そんな現実はまったく忘れてしまいそうですが、私たちはそのマンボウを観察するということは、マンボウにとって、そのような大変リスクを冒した命がけの行動であるということを重々認識して観察しなくていけないのだと思います。

マンボウの行動を少しでも邪魔することなく観察するために以下のようなルールを順守してください。

1 マンボウを発見した場合、マンボウの上下、左右、後方から近づかないようにしてください。できれば、マンボウの視界にある前方方向からゆっくりと近づいた方が、マンボウは逃げにくいです。マンボウが私たちダイバーが危害を与えないということを理解させれば、マンボウはホバーリング状態を続けます。5メートルほどの距離を常にとってください。それでも、マンボウが危険を察知した場合は、逃げてしまいます。逃げてしまうと、しばらくマンボウは浅瀬には浮上しないので、それまで浅瀬にマンボウが戻ってくるのを待つことになります。。

2 マンボウを観察する際は、自分が吐く泡や、フィンキックによる水流がマンボウに当たらないよう、マンボウに近づく前に自分のポジションを考えてください。また、本当ならばストロボやライトも当てない方がいいですが、使用する場合は、目ではなく、魚体の後方から光を当てるようにして、少しでもマンボウに刺激を与えないようにしてください。

3 ガイドが指定した待機場所からガイドの指示があるまで動かないでください。理想としては、ガイドがマンボウに近づいて、自然にマンボウが待機しているみなさんの方に移動するよう仕向けるダイビングが理想です。マンボウが落ち着いて、近づけるようになった場合は、ガイドが指示しますので、ゆっくりマンボウに近づいてください。

そうすれば、みなさんはマンボウを追いかける必要もなく、マンボウの方から自分の意志でみなさんに近づくわけですから、観察や撮影がしやすくなります。いうまでもなくマンボウの方から近づいてきても、マンボウには決して触らないようお願いします。

4 決して、30メートル以深へマンボウを追いかけないでください。当店では、マンボウダイブを最大20メートルの水深としています。20メートルを最大水深にすれば、マンボウと追泳したとしても、最大プラス10メートル、つまり最大水深30メートルと考えているからです。

5 マンボウを観察していると、ダイブコンピュータや空気のゲージのモニターがおろそかになりやすいです。マンボウがいても、ダイブコンピュータ、空気ゲージは頻繁にモニターするようにしてください。

6 ほかのチームとの観察法:自分たちだけが以上のルールを守っても、ほかのチームが我先とマンボウにアプローチする場合があります。本当ならば、それぞれのガイドがダイバーをコントロールするべきなのですが、そうならない場合も多々あります。そんな場合でも、マンボウとの距離はそのままで、静かにマンボウを観察しましょう。残念ながらマンボウは去ってしまうかもしれませんが、私たちの行動が、ほかのダイバーに良い影響を及ぼすならば、まったく無意味な行動とは思いません。



マンボウポイントは通常はそれほど難易度の高いポイントではありませんが、稀に複雑な流れができる可能性が、ほかのポイントよりも高いです。

ポイントに熟知したガイドの説明をよく聞き、上記ルールを守っていただければ、ほとんどの場合、快適なダイビングができます。


当店では事前にかならずブリーフィングをおこないます、最新の情報はブルーフィングで説明します。


安全にマンボウを観察するには事前の体調の管理、心構え、打ち合わせがとても重要です。そして、なによりチームワーク。心を一つにして、いままでに体験したことのないダイビングをいたしましょう!     

                                                            管理人






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