ニュースレター

 おかげさまでライオンフィッシュも第13号まで続けることができました。内容に関して、リクエスト、ご意見ありましたら、メールにてご連絡いただければ幸いです。次回以降の参考にさせていただきます。

 一応名目は、バリ島でのダイビングを楽しむための情報ということになっていますが、チャンディダサの紹介も多分に掲載しております。内容はあくまで当店ダイブライトの主観によるものであり、みなさまに関しましては、バリのダイビングの旅へのあくまでも参考としてご利用いただければ幸いです。

 どうぞ安全なバリ島でのダイビングを!
                     

                                                     2006年11月15日

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ライオンフィッシュ

まる得ネタ! いま話題の新ワルン!DONIS


 ローカルの食堂ネタはいつも好評なので、今回もローカル食堂ネタで。

 チャンディダサ近郊のワルンといえば、通称「ワルンチナ」が当店のお薦めでしたが、ワルンチナほど辛くなく、そしてワルンチナよりおいしいかも・・・と評判(当店内で)なのが、ワルンDONISです。ここの店主、以前はホテルのコック長をしていましたが、一念発起して、自分のお店を開店。モットーは、ローカル値段で、本格的インドネシア料理をということで、お値段もローカル価格なのがうれしいところ。

 管理人お薦めはほっかほっか、ほわほわの特大サイズの玉子焼き「フーユンハイ」です。熱々のところをすばやく口の中に運ぶと、もうしばし絶句状態!。さらに、焼きそば「ミーゴレン」。ここのはソースに絡めたムチムチの麺がまたいい。また、少し塩辛いのですが、お野菜いっぱいのラーメン「ミークワ」も、夏バテで食欲不振のときはいいですね。

 また、ナシゴレン「チャーハン」もいけます。ただ、飯もので残念なのは、白ご飯を注文すると、いつも冷めている。また、冷蔵庫の冷却装置がよくないのか、ビールが冷えていないのが、非常に惜しい。でも、おいしいので、今日も食べにいっちゃおうっと。

 
                                     

                                       バリのお魚ワールド     「マルガザミ



 こやつは本当に臆病だ。いつも砂イソギンチャクの根元奥深くに隠れていて、なかなかでてこない。それにこの砂イソギンチャクも日中は触手がひっこみがちなのでさらに発見は困難。でも、この砂イソギンチャクが触手ひらいている午後の昼下がり以降に、少し指示棒で触手をのけて中をのぞいて見ましょう。それはそれは美しい白地に茶褐色縞模様の小さなカニ、マルガザミが潜んでいるではありませんか。

 この縞模様が私を一瞬、うっとりさせ、ガイドの仕事を一瞬忘れませます。

 トランベン、パタンバイで見られます。でも、マルガザミを見るときは砂イソギンチャクの触手を痛めないよう気をつけましょう。

 






バリのダイビングポイント13 
「ヌサペニダ島クリスタルベイ」


 ヌサペニダ島でマンボウを見るならこの「クルスタルベイ」がもっとも有名でしょう。いつも南部から多くのボートがやってきます。当店はわざわざクリスタルベイまで遠征しなくても、テペコン島でマンボウが見られるのであまり行きませんが、大人数の時はテペコン島(大人数を連れていきづらいため)ではなく、クリスタルベイまで遠征にでかけることもあります。

 ただ、マンボウ以外なにも目玉がないし、それに深度も深めだし、などと管理人の好みであまりでかけませんが、やはりヌサペニダ島のマンタポイントとからめると、マンタ、マンボウと大物づくしで1日楽しめる利点はあります。






                                                                     

バリでダイビングを楽しむための(バグース)アドバイス!


 自分にとって充実したダイブをするには、「事前の情報収集」、これにつきます。ではいかに、自分にとって有益な情報をいかに収集するか、これはダイビングのガイドの立場から考えると以下のようになります。


 1、自分の潜りたいダイビングスタイルをしっかりイメージし、それを具体的に言葉に置き換えてみる。
 
 具体的にいえば、自分の潜りたいポイントもしくはダイビングキャラクター(ウォールとか沈船とかですね)を把握しそれをガイドにリクエストするということです。、また、そのショップのダイビングスタイル、例えばレベル別や、目的別にグループ分けしてくれるとか、もしくは、そのリクエストをきちんと聞いてくれのかとかなどを確認し、ダイビングのガイドにリクエストしてみることです。


 2、自分の見たい魚(もしくは魚種)を具体的にリストアップし、これをダイビングのガイドにリクエストする。

 雑誌で見聞きしたものでもよいでしょう。もしくは、好きな魚種(甲殻類とかウミウシとかですね)でもよいです。自分で見てみたいものをダイビングのガイドにリクエストしてみましょう。


 3、赤裸々に自分の気持ちをダイレクトにダイビングのガイドにつたえる。

 自分がそのポイントやダイビングのガイドに期待しているもの、もしくはその気持ちを率直に伝えてみましょう。ガイドさんがよし、こんなに期待してくれているなら、こっちも頑張れなくては、と思うかもしれません。



 以上の3つを具体的にまとめ、それを言葉にして(文章にして)、ダイビングに出かける前に、予約した、もしくは予約するダイビングショップに自分の熱い思いをぶつけてみましょう。一般論として、ダイビングのガイドさんは自然体で感情がピュアな人が多そうです。これも大自然を相手に仕事をしているせいかもしれません。みなさんの熱い思いが伝わり、みなさんの納得いく回答が得られるのではないでしょうか。

 ちなみに、これは私の私見ですが、「おまかせ」スタイルというのも、とくに初めてそのショップを利用されるお客さまには有益なリクエストスタイルともいえます。そのダイビングのガイドとしては、とことんそのポイントのすばらしさを紹介してあげようと、意気込む結果につながるかもしれませんね。

 ちなみにリクエストはシンプル、簡潔にするのがコツです。あまり細かいと、特に忙しいシーズンは回答が遅くなってしまうかもしれませんので。







ためになるダイビングのお話  「油断は命取り」


 車の事故は運転にすこし慣れた時期が一番多いという。はじめは教習所で習った安全事項というものを肝に銘じ運転するのであろうが、運転に余裕ができるとそこに隙が生じ、事故につながるのであろう。

 ダイビングもこの車の運転に非常によく似ている。認定書を取得したばかりの人は、講習でならった安全手順を忠実に守りダイビングをする。これはもしもの場合は一大事ということがいい意味でダイバーにダイバーに緊張感を保っていて、それが安全なダイビングにつながっているのである。しかし、だんだん自由に潜れるようになると、自分の実力以上のダイビングを求め事故を起こすケースが多いようだ。

 ダイビングは自然相手のスポーツである。実際にダイビングが安全にできる水域というのは潮流の流れや深度、天候などによって大きく変わる。せっかくここまできたのにとか、強行な決断というのは要注意だ。潜水前は担当ガイドに自分のこれまでの経験、不安な点などを素直に話し、安全に安全を重ねたダイビングをしてもらいたい。また自分の調子が悪かったり自信がなかったら決して無理をしないことだ。ダイビングは遊びである。ダイビングポイントは逃げはしない。調子が悪かったり自信がないときはダイビングを中止する。これがダイビングを末永く楽しむコツである。

 

 

このコーナーは成山堂書店刊「世界の海でスクーバダイビングを楽しむ方法」の本文から抜粋し、掲載しています。なお、この書籍についてはwww.seizando.co.jpまでお問い合わせください。









ダイビングインストラクター、ミノとカサゴの順番エッセイ


 当店のお客様ならよくご存知ですが、このミノとカサゴの順番エッセイはカサゴがすでに日本に帰国してしまったため、ミノのエッセイとなってしまっています。こうなるとその後の編集後記との違いはなんなんだ、とお思いでしょうが、カサゴの分は現地スタッフのコメント分をこの私が訳し、ここに掲載しているという想定でお読みください。ま、たいした内容ではないので、こんな注釈は必要ないかな・・・。







編集後記



 今年は7月からとても忙しくなかなか「ライオンフィッシュ13号」が更新できませんでした(いいわけ、いいわけ・・・)。そしてようやく閑散期に入った11月の晴天の日、私は決意したのです。「ライオンフィッシュを更新しよう」と。忙しいことをいいわけにしていますが、時間があればプレイステーションも遊んでいるし、DVDの映画も良く見ているし・・・、つまりサボっていたのですね。

 とにもかくにも13号できました。いつも即感想をくれる、N様、コメント楽しみにしております。

バリ島の海を120%楽しむための<ダイブ情報誌>

-Vol.13-